怖がり犬の病院克服記録!【2週目】
こんにちは!
いのの同居人むとです。
前回、「怖がり犬いのの病院克服記録!【1週目】」として、
病院を克服しなければと決意したきっかけ、克服するための対策を病院に相談し取り組み始めたところを書きました。
↑前回の記事はこちら!↑
今回は、2週目のいのの様子と、進展したことや気付いたことについてご紹介したいと思います。
短期目標と長期目標
短期目標は
- 病院の空間に慣れるために通い続ける
- 病院の待合室で私からおやつが食べられるようになる
- 病院の待合室でスタッフさんからおやつが食べられるようになる
- 診察室で落ち着いて診察台に乗れる
- 診察室で先生からおやつが食べられるようになる
です。
これらを段階を踏んで克服していければ理想かなぁ(;´・ω・)と思っています。
といってもまだまだ現在の目標段階は1・2なのですけれどね(笑)
長期目標は
- 病院で先生に威嚇しなくても診察が受けられるようになる
です。
診察を多少怖がるのは仕方がないかなとは思うので、喜んで診察室に入らずとも、
せめて威嚇するほど怯えなくても診察が受けられるようになることです。
威嚇するほど怖いということはよっぽどのストレスにもなりますし、いざ病気になってしまった時にスムーズな診察が受けられないと私たちもいのにとっても辛いことになりかねません。
取り組みを重ねることで、病院が必ずしも嫌なことばかりしてくる場所じゃないと思ってほしいのです。
2週目の取組
2週目も1週目と同じく、病院という場所に慣れるために待合室に通います(笑)
2週目に入り、病院へ通う頻度を私の中で決めました!
出来れば毎日通うことが出来ればいいのですが、病院まで歩いて片道40分はかかるのと(いのと歩くと立ち止まることも多いのでもっとかかることも;)
さすがに用事もない患者が毎日通ってくると病院にも迷惑かな?という思いから、月水金の週3回という事にしました!
なるべくこの頻度になるように、待合室通いをできる限り長く粘り強く続けていきたいと思います。(^^♪
また、私の体調の関係からも長距離散歩がツラい時は、車で行くこともアリとしました(笑)
普段から夕方に公園へ散歩へ行く時は公園まで車で移動するので、公園散歩の前後どちらかの時間で待合室に通います^^
いのの様子
道路でビビり興奮するいのの安全を守るためにリードを引くことに集中しているので、写真は撮れていません(;´∀`)
そっけない文章だけの内容ですが、すみません。
全日程、滞在時間の目標は5~10分の予定です!
2週目・月曜日
2週目は月曜日から待合室へ!
この日は歩いて病院へ向かいました。
相変わらず散歩中は意気揚々とご機嫌さんです^^
しかし病院の前の道に来ると、早く通り過ぎようとグイグイ引っ張ってきます(-_-;)
歩道の横は大きな国道なので気を付けつつ、少しでも落ち着くために一度病院前を通り過ぎます。
しつけ用に散歩中持ち歩いているおやつをあげてみますがなかなか落ち着けず、食べません。
病院の3件隣まで行くとしっぽも上がり、おやつも食べられるようです。
待合室通いの日は、とりあえず良い印象を持ってもらえるように病院の周辺でおやつをあげるようにしています♪
病院の前を1度通り過ぎてから、前回は近くの公園で数分過ごさなければ落ち着けませんでしたが
今回は1本道を逸れるだけで落ち着くことが出来ました!
そして病院前まで再チャレンジ!
また通り過ぎようとグイグイ引っ張ってきますが、2周目では待合室に入ります(笑)
病院前に差し掛かる直前ではおやつを食べることが出来ますが、病院前まで来るとおやつは食べられません。
もちろん待合室でも興奮状態で落ち着けず、出入口付近でウロウロ…出入口をガタガタ…おやつはもちろん食べられません;
滞在時間は約8分!
まだまだいのの戦いは始まったばかりです(笑)
2週目・水曜日
次は水曜日、この日は車で病院へ!
滞在後に公園へ散歩へ行く計画です^^
いのは散歩だと思って乗った車が公園と反対方向へ進んでいくので少しソワソワしていました;
病院の駐車場へ着くと、いつもはガクブルと隅で震えて降りてこようとしないのに、今回は自分から運転席へ飛び込んできました!
でも公園散歩のときはそんなことはしないので、ポジティブな気持ちではなく『怖い』という気持ちがあったのだと思います。
それでも自分から動けて、車からも自分で降りてこられたので、まだ3回だけの歩き通いの結果として病院のある場所へのマイナスな感情を少しは和らげてくれているのかもしれません。
そんな小さな行動だけでも進歩だ!と思えます^^
相変わらずグイグイと引っ張られますが、散歩コースであることも覚えているようで病院とは反対側へ向かおうとします…(-_-;)
とりあえず落ち着いてもらうために病院とは反対側へ歩き、落ち着いておやつを食べられたところで、病院へ向かいます(笑)
待合室に入ると、クンクンと落ち着かない声を出しますが、1週目よりはかなり落ち着いたように思います。
出入口のガラスから外を眺めることはあっても、爪で掻くことはありませんでしたしお座りの指示も通って少しの時間ならお座りすることが出来たんです!
それでも引っ張って出入口に向かおうとしたり、落ち着けずにグルグルと歩き回ったり、しっぽは下がりっぱなしでしたが;
また、診察室から他の患者猫や犬、飼い主さん達が出てくるとじっと観察しています。
他の飼い主さんが話しかけてくれることで、また少し違った緊張があるようですが怖がるわけではありませんし、今のいのの場合はマイナス要素ではないと感じました。散歩中も話しかけられて撫でてもらうこともあるので♪
有難いです(^^)/
滞在時間は約8分!
その後は駐車場で1粒おやつを食べ、車内でも数粒食べましたが以前から車内では食べることが出来ていたので進歩というわけではないですね。
そして散歩のため車で公園へ向かい、本日の作戦終了です。
むしゃくしゃするぜぇー!!byいの
2週目・金曜日
この日は公園散歩の後に車で病院へ向かいました!
病院は7時までなので、割とギリギリの時間でしたが受付の方に事情を話すと快くOKしてくださいました^^
病院の駐車場に降り立った直後はやはり緊張状態で、病院と反対方向に歩いていこうとします(;´∀`)
この日は病院から3件程離れてもおやつは食べることはできず…嫌々ながら病院の待合室へ入ることとなりました;
診察が終わった患者さんが1~2組いたので隅に立ちながらいのを落ち着かせようとしましたがなかなか落ち着かず、他の方がいたのでウロウロもできずジッと待合室内を観察するに留まりましたが、もうガタガタ震えるようなことは無くなってきたように思います。
もちろん、しっぽは下がっているし出入口に向かおうと必死ではあるのですが(;´・ω・)
特に何かするでもなく、周囲を観察することだけで滞在時間は約8分!
他の犬がいると出入口よりもそちらに意識が集中するようでした(笑)
帰りの駐車場では珍しく落ち着いた様子でしっぽも上がっていたのでおやつを上げてみるとなんとすぐに食べました!!
めちゃくちゃ褒めて(笑)おやつを何個も食べてから車に乗りました(^^♪
もしかしたら病院で何もされずに出てきたら、もう何事もなく帰宅するんだと覚えてきたのかもしれません。
それで病院を出れば安心できるようになってきたのであれば少しだけ進歩?
まだまだ日によってムラがあったりで分かりませんが、一進一退、一喜一憂、粘り強くやっていくしかありません(笑)
まとめ
今回考えたのは、
・病院への迷惑
・散歩コースに加えるのがよかったのかどうか
・ご褒美おやつのタイミング
です。
病院へは恐らくこれから長くお世話になるわけですから、なるべく迷惑が少ないようにしたいと考えています。
ご夫婦でされている小さな病院ですし、とてもよくしてくれて素敵な病院です!
なので、通院頻度や滞在時間&混み具合、毎回受付の方に了承を得て滞在予定時間を伝える、帰る時も可能な限り声を掛けて帰る、など心がけるようにしました。
できるならば毎日通って30分くらい滞在したいですが(笑)それは病院にも他の患者さんにも確実に迷惑になってしまいますから^^;
また、滞在時間が短くなってしまっても待合室が混んできたら帰るようにしようとも考えています。
感染症の流行っているこのご時世でもありますしね…
散歩コースに病院コースを加えたのはかなりのプラスだったと感じています!
いのは散歩が好きですし、散歩で病院前や病院の周辺を普段から歩くことで、場所に慣れることが出来てきているのではないかと思っています。
病院周辺の道ではご褒美おやつも使ってポジティブな印象を持ってもらう事も心がけていますが、いのの中では『散歩=楽しい』なので、この散歩のポジティブな感情と病院の場所が良い方向で結びついてくれたらいいなと思っています(^^♪
これからも週に1回以上は病院コースの長距離散歩を取り入れながら、いのの病院克服に向けて人間も頑張っていきたいと思います!
病院怖いの犬さんたちの参考になるかどうかは分かりませんが、やはり慣れるしかないかなと思うので…いのの今後も見守ってくださると幸いです^^
↑3週目の記録記事です↑