保護犬の飼育は難しい?血統種の犬と生活していた私が元野犬の子犬と1年半過ごした感想

2021年2月3日犬との生活

こんにちは!むとわんです。

突然ですが、犬を飼いたいな~と考えたことはありますか?
この記事を読んでくださっている方は少なくとも犬と生活することに興味のある人かと思いますが
私は今いの(犬)と生活していますが、いのを迎えるまでずっと「犬を飼いたい!」と思っていました。

というのも、私は物心ついた時から犬と生活していて、ずーーーっと犬との生活に慣れ親しんでいたのに、結婚してから犬の居ない生活が2年続いて耐え切れなくなったからです(笑)

現在の日本の社会の中では、犬を飼いたい、と考えたときに、どこからお迎えすることを考えるでしょう?

恐らくですが、最初に思い浮かぶのはペットショップではないでしょうか?

かくいう私もまず初めにペットショップを思い浮かべます…
ペットショップにいる超小型犬たち…めっっっちゃくちゃ可愛いですよね!
見るだけでとろけそうになります^^

ですが、
ここではペットショップの子犬ではなく、保護犬・元野犬・雑種犬についても知ってほしい!

ということで、1年半の間「元野犬の雑種犬いの」と生活した感想を綴ってみたいと思います。

それとあわせて犬との生活についても知ってもらい、犬を飼いたい人の参考になれば嬉しいです!


私と犬の生活履歴

私は現在、生後約8か月になる元野犬のいの(犬)と1年半生活を共にしています。

私は実家で今まで4匹の犬と生活していました。犬種はマルチーズ、ミニチュアダックス、ポメパピMIXです。
同時に生活していたのは最大3匹でした^^
夫は実家で元野良犬のお世話をして、そのまま共同生活(飼育)をしていたそうです。

私も夫も、いのが初めてのわんこではありませんので、少しは犬の性質について慣れているつもりです。
つもり、なので専門家のように詳しいわけではありませんし、私の考えが必ず正しいわけでもありませんが、いのも合わせて5匹のわんことお互い健康に生活してきた経験は少しは強みかな?思っています。

血統種と雑種で違うことは?

違う事といえば、血統書が無いことくらいではないでしょうか?
しかし血統書は家庭犬として普通に生活する上で役に立つことはほぼありません。コンテストなどに出場するならば必要らしいのですが私の家庭では縁遠いものでしたね…(笑)

そして血統書以外のことで、雑種だから違う、という事は私としては何一つありません!

同じように可愛く、愛しく、愛らしいです♡

家族になってしまえば、犬種なんて関係ないのではないでしょうか。
(ただ、過去に飼っていた経験のある犬種の子はヒイキ目にみているのか可愛く見えてしまいますが(笑)

しかし、小型犬・中型犬・大型犬と大きさによって散歩や食事の量は変わってきますし、小型犬でも狩猟犬として成り立ちのある犬種や見た目のイメージよりスタミナのある犬種もいます。
逆に運動が少なくて良い犬種も。

するとそれなりにたくさん運動させてあげる必要が出てきたり、逆に散歩が苦手だったりするので、お互い「こんなはずじゃなかった!」となる前に、気になる犬種がいれば成り立ちの背景や特徴を調べて自分の生活スタイルで飼うことが出来るのか?検討することが必要ですね。

犬種に限らず、自身の家庭環境や飼い主の今後20年(犬の寿命年数)程の健康に自信があるか、飼い主に何かあった時に頼れる人物がいるのか考える事も大切です^^

元野犬&元保護犬いのの特徴

これは元野犬全般の特徴とするわけではありませんが、いのは超ビビりです。そしてすごく賢い印象でした。

もちろん、ビビりじゃない肝の座った子もいるのだと思いますが、私がSNS上でフォローさせていただいている元保護犬の子には怖がりさんやビビりさんもたくさんいるようです。

いのは2か月の子犬の頃に我が家に来ましたが、その頃からかなりの怖がりで、1年半たった今でも家族に警戒心を抱いている雰囲気があります;
でもトイレは数回の失敗だけですぐに覚えたし、むやみに吠えない(これは性格)、それだけでも私の中では天才です(笑)

保護犬は、元野犬の場合は野生で生きていたこともあり、警戒心が強い性質がもしかしたらあるのかな?と個人的に思っています。
(あくまで個人的考えですのでその限りではありません)
レスキューされた犬の場合は、心のダメージやトラウマがある場合もあるようです。

いのは元野犬ですが生後約2か月ということもあり多少「大丈夫だろう、すぐ慣れるだろう」と考えていた節がありましたが…ちょっと甘くみていました^^;
今でこそ随分慣れて、甘えたり一緒に寝たりできるようになりましたが、一段一段、段階をゆっくりと踏んできた感じです

『飼い犬』と言えばSNSなどで見るような人懐っこく甘えてくる犬をイメージする人も多いとは思いますが、そう易々とはいかないと思っていた方がいいです。
保護犬や雑種犬に関わらず犬のしつけ、世話は大変なのですがね。。。

それでも、少しづつ築き上げてきた信頼関係も含めてめちゃくちゃ愛おしい存在です!

でもあまりにビビり犬さんは、散歩や預かり先でビックリが過ぎて逃走したりすることもあるので、初めて保護犬を迎え入れる方は性格や体格がわかっている成犬が良いとオススメしておきます。
トイレの回数も子犬より少なかったりするので、お世話やしつけが子犬より楽なのではないでしょうか^^

子犬時代もめちゃくちゃ可愛いんですけどね(デレデレ)

一番難しいと感じたこと

それはズバリ信頼関係の構築です!特に神経を使っていたと思います。

とにかくビビりないののため、家の中を安心できる空間にするため、急な音を立てない、物を落とさない(物の動きと音が鳴る為)、急に動かない、いのの食事中はじっとしてる(笑)、たくさん遊んでコミュニケーションをとる、など神経と体力を使いました。

家の中もそうですが、大変なビビりだったのでお散歩はじめが大変でした。
車にビビり、人にビビり、道をまっすぐ歩くことすらできなかったので初めは苦労しました。
実家の姉さん犬にかなり助けられ今では散歩大好き犬ですが、いなければ今でも普通に散歩できていたのか謎です;

あと、私はかなり慣れているので特に大きな苦痛ではなかったのですが、初めて犬を飼う人などは噛まれることにかなり悩むのではないかと思います。
「子犬に噛まれるくらいなんともないだろう^^」と思っている人もいるかもしれません。
ハッキリ言うと子犬の歯で噛まれるのは、正直痛いです。成犬に甘噛みされるより断然痛いです(笑)

子犬は甘噛みの加減を知らないという理由もありますが、何せ歯が小さくて成犬より鋭いんです。
思っている3倍はみみず腫れだらけになる覚悟をしてください(笑)

雑種犬はいいぞ!

雑種子犬の一番の良い所はどんな姿に成長するか分からないところです!

一見短所に聞こえるかもしれませんが、人間の子供だってそうですよね?
どんな大人になるのかワクワクしながら生活して、たくさん写真を撮って、どんどん変わっていく姿を後からみてとにかくニヤニヤできます(笑)

ちなみにいのは9㎏で体格の成長が止まっていますが、インスタで知り合った兄弟の男の子は13㎏程だそうです!一回りくらい違いそうですね^^
いつか兄弟君にも会いたいです♡
いのももっと大きくなってもいいと覚悟してたし大きくても全然可愛いけど今のままでも1000万点満点可愛いです!(犬バカ)

また、雑種犬の『うちの子唯一無二』の可愛さは他ではないように思います^^
SNSで似た雰囲気の子をついフォローしちゃうのですが、やっぱりうちの子は唯一無二の存在感です(笑)

まとめ

いのとの生活で感じたこととあわせて保護犬や雑種犬について少しでも知ってもらえたらと思ったのですが、うまくまとめられた気がしません^^;

とにかく、雑種犬はいいぞ・・・!ということをお伝えして、これから犬をお迎えしたいと考えている人の選択肢にねじ込んでいけたら嬉しいのですが(笑)

しかしながら、飼育放棄などが多い昨今です。
犬をお迎えしたいとお考えの方は、雑種犬に限らずどんな犬種でも、

・今の自分が面倒が見られる環境なのか?
・犬について頼れる人物が近くにいるのか?
・終生共に生きる覚悟があるのか?
・犬に介護が必要になっても可愛がれるのか?
…etc

今一度、犬の一生の全てを可愛がり見届ける覚悟を決めてほしいと思います^^

そして覚悟が決まったら、ぜひ保護犬も選択肢の一つとして考えてみてくださいね♡笑
もちろん、条件が合えばですが。。。^^☆

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