「似顔絵あんず」について

2020年10月7日似顔絵

こんにちは。むとです。

このブログでは私が普段描かせてもらっている似顔絵についても記事で触れていきたいと思っています。

今のところ趣味の範囲を出ていないものですが(;´・ω・)
作品集を作っているので、興味のある方はトップページのリンクから覗いてみてください。

趣味の範囲から少しずつでも広げていきたいなぁとは思っています。

ここでは私がなぜ似顔絵を描きたいと思ったのか、「似顔絵あんず」とはなんぞやという事についてご紹介したいと思います。


なぜ、似顔絵を描き始めたのか

せっかくなので、私が似顔絵を描き始めた経緯について語ってみようと思います。
世の中の似顔絵描きさんの経緯は様々だと思いますが、私の似顔絵に対する思いはこんな感じ、というものです。

最初の似顔絵

はじめてちゃんと描いた似顔絵は、友人のウェルカムボードでした。
それまで落書きで友人や友人が好きな有名人の顔を書くことがあって、その友人は私がお絵描きが好きだと知っていたのでウェルカムボードを頼んできたのでした。

頼まれたときはものすごく嬉しくて、喜び勇んでOKしました。
ウェルカムボードって、 人生の大切な節目 の お祝いの場面 で来賓を迎える場所に置かれる 重要な物 じゃないですか。
そんな大事な物を私が描かせてもらってもいいんだ!って光栄な気持ちになりました。

それに、その友人とは大学時代(似顔絵関係ない福祉系)からの付き合いでしたが、好きな物や性格、何がコンプレックスなのかも知っていたので、コンプレックスを上手く演出してかつ喜んでもらえるものを描ける自信があったのです。

自分の大事な友人の喜ばしい場面で大好きな絵を描かせてもらえることが、こんなに嬉しいことなんだな!と実感した経験でした。

ドキドキしながら完成した似顔絵をお披露目したとき、ものすごく喜んでくれて(少しはお世辞だったかもしれませんが)私も幸せな気分になれたのです。
それまで似顔絵という分野に興味を持ったことは全くなかったのですが、この機会をきっかけに少し興味を持ち始めました。
それでも、良く知った友人だから、相手のことを考えられる。
”喜んでもらえる似顔絵”が描けたんだと思っていました。今でも少しは思っています(笑)

そんな感じだったので、この時には他の人の似顔絵を描こうとは考えませんでした。

他人の似顔絵なんて描ける?

先にも書いたように、知り合い以外の似顔絵を描けるとは思っていなかった私ですが、知らない人の似顔絵も描いてみようと思えたきっかけもあります。

ウェルカムボードを描いた友人から、
「ウェルカムボードを見た人が、自分のウェルカムボードも描いてほしいと言ってる。もしできるなら料金を教えてほしい。」
と連絡が入ったのです。

正直、すごく戸惑いました。
結論から言うと依頼はなかったのですが、依頼がなくてほっとした自分もいました。
友人の知り合いなんて全く知らない人ですから、満足してもらえる似顔絵が描ける自信がありませんでしたし、お金をいただいて良いレベルなのかという疑問もありました。

しかし「お金を出してでも描いてほしいと言ってくれた人がいた」という事実は、少なからず自信となり、私の中の何かを少し変えたのだと思います。

本格的に似顔絵に向き合い始めたのはそれから1年ほど経ってからですが、これらの出来事は私の心の中に「似顔絵」という名前のラベルを貼った引き出しを作っていました。

似顔絵会社にポートフォリオを送ったり、有名人や友人をモデルに描きまくったり他の似顔絵師の絵を研究したり早く書く練習をしたりしたのですがここでは長くなるので書かないでおきます。笑

似顔絵を描いた人の反応

はじめて販売できた時は反応が返ってくるのが楽しみでもあり、怖くもありました。今もですが。
もし、気に入ってもらえなかったらどうしようとドキドキです。

しかし、返ってきた反応は嬉しいもので、その度に自信が付いていきました。
もちろん、ダメ出しや修正の希望が出ることもありますが、その一つ一つには依頼者の気持ちが表れていると私は思っています。

似顔絵なんて、言ってしまえば全然生活に必要なものではないですよね。
それでも依頼してくださるのですから、そこにはその人それぞれの想いがあるのです。

ウェディングなら自分たちだけでなく、来賓の方々への歓迎の気持ち。
プレゼント用ならプレゼントする相手の顔を思い浮かべながら依頼するでしょう。
大切な人の笑顔を見るために、大切な人の笑顔を描いてもらう。
最初に似顔絵を受注しようと決めたとき、そこにある想いを一番大切にしたいと決めました。

その根底には、私がはじめて友人にウェルカムボードを描いた時の友人への気持ちがずっとあり続けています。

ほとんど通販での販売なので、文面でその想いを汲み取るのは簡単ではありませんし、毎回成功しているかは正直断言できませんが、できる限り気持ちに寄り添って制作していきたいという考えです。

“人の気持ちに寄り添う”行動においては、社会福祉士の仕事経験が役に立ったのかもしれません(笑)

「似顔絵あんず」について

似顔絵あんずの特徴は、リアルすぎずデフォルメすぎない柔らかいタッチを目指しています。

これは個人的な好みなもあるのですが、雰囲気の柔らかい可愛めのタッチを意識しています。

私の似顔絵の原点が“友人のコンプレックスを如何にキュートに演出して喜んでもらうか”という心持ちだったので、大きく特徴を誇張する似顔絵ではなく、今後もその心持ちを忘れずに取り組んでいきたいと考えています。

似顔絵を描くことで、私もお客様の幸せな気持ちを毎回お裾分けしてもらっている気分です^^
幸せな時間を描かせてもらうことは、私にとって幸せで楽しい行為で、描かせてもらえる環境があることが有難いです。

興味のある方はぜひショップも覗いてみてくださいね^^
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